腰痛に関するリハビリテーション~仙腸関節~

前回は椎間関節のお話をさせて頂きました。

今回は“仙腸関節”について話をしていきます!

仙腸関節とは?

仙腸関節は、骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節であり、周囲の靭帯により強固に連結されています。仙腸関節は脊椎の根元に位置しています。 

 中腰での作業や不用意な動作、あるいは繰り返しの負荷で仙腸関節に微小な不適合が生じ、痛みが発生します。

仙腸関節による腰痛は決して稀ではありません。一般的に、出産後の腰痛に仙腸関節障害が多いといわれますが、老若男女を問わず腰痛の原因となります。
                      日本仙腸関節研究会HPより

仙腸関節の痛み

日本仙腸関節研究会HPには年齢別に仙腸関節に問題があると判断された方の割合をまとめています。


この表をみてみると年齢によって男女で差があります。基本的に女性の方が仙腸関節が問題となる割合が高いことが分かります。
30代を境に増していき、70代でピークになります。

痛みの部位

図のように仙腸関節=腰痛ではなく、仙腸関節が問題となる場合その3割に太ももの外側に痛みを発生する場合もあります。

保存療法:手術しない介入法(リハビリや薬、注射等)
固定術:仙腸関節をチタンの板で動き止める手術法
疼痛領域:痛みの感じる範囲
殿部:お尻の部分

特徴としては痛みをお話される(感じる)場合、片側の“ここ!”という形でお話される方が多く、“このあたりかな”という表現をしないことも特徴です。

介入方法

仙腸関節に問題があることはレントゲンやMRI等では基本的にわかりません。痛みの部位や仙腸関節に負荷がかかるテストの結果である程度判断し、最終的に神経ブロックやストレッチ等で仙腸関節に介入をした結果で判されます。

いろいろな介入を実施してもどうしても痛みが軽減しない場合は手術で仙腸関節を固定する方法もあります。

理学療法としてはAKA-博田法という方法もあります。
写真は横浜新緑総合病院(私が以前業務させて頂いておりました)で開催された臨床研修会の様子です。

痛みに対するストレッチ方法

ここでは仙腸関節のストレッチ方法をお伝えしますが、基本的に、医療機関に来院することをお勧めします。

なぜならこの方法は一般的にインターネットでも紹介をされていますが、もしかすると痛みを増強される可能性があるからです。

一応まとめますが少しでも痛い場合は継続しない方が良いかと思います。ただ、楽になるようであれば継続してください。

今までも少しずつ記載しましたが、“完璧な人間”なんて存在しません。顔にもわかるように遺伝や生活環境で人の姿勢や骨格が決まってきますので、一概に“これをやれば必ず効く”という方法はありません。

どこにいけばいい?という問いには答えずらいですが、整形外科であるならば、仙腸関節に対する介入をしているということで先ほどお話にだしたAKA-博田法という方法があります。こちらで確認できますので、ご興味があればクリックしてみてください。AKA医学会にリンクされています。

腰痛と一言で言っても難しいですね!私もまとめていて改めて勉強になることが多かったです。少しでもプラスになる投稿をしていきますので、確認いただければと思います!

リハビリが身近になるように引き続き活動していきます!