腰痛に対する注意点とリハビリテーション~椎間関節~

関節が原因の腰痛とは

いろいろな考え方はありますが、腰痛に繋がる関節なものとして以下の関節が挙げられます。

・椎間関節が原因の痛み ←今回はここ!!

・仙腸関節が原因の痛み

・他関節が原因の痛み

仙腸関節、椎間関節の詳細↓↓

図のような位置に椎間関節(腰椎椎間関節)、仙腸関節があります。

椎間関節が原因の場合は片側の痛みや痺れ

腰椎椎間関節は左右に一つずつあります。そこに神経(正式には脊髄神経後枝内側枝)が左右に広がっています。その神経が関与している椎間関節は片側のみとなるため椎間関節の問題が起こった際には片側の痛みや痺れが生じます。

椎間関節が原因での痛みはどうすると痛いか?

椎間関節は基本的に背中をそらすと負荷がかかり、前屈(お辞儀)すると緩みます。

図のように背中をそらして左右どちらかの腰が痛くなるようなら痛い側の椎間関節が問題ということになります。

評価により痛みの原因が椎間関節が原因の可能性がある場合、椎間関節に対して介入する必要があります。その結果も踏まえて椎間関節が問題だったのか、そうでないのか、問題ではあったけど他に問題もある…等の考察に繋がっていきます。

図のように側屈や変形により負荷がかかりやすくなります。
スポーツ経験者(部活や趣味等)は椎間関節が問題となる腰部痛を発生しやすいです。

椎間関節が原因の腰痛に対するストレッチ方法

背中を後ろにそらした時に痛みを感じるところを覚えて頂き、その背骨の骨を触れるところの少し下に親指を置いてください。そのままもう一度そらすと先ほどより少しだけそることができると思います。もしくは痛みが少し減ると思います。もし減らない場合は指の場所を少し変えるか、椎間関節が原因ではない可能性があります。痛みを感じる箇所の上下の骨に指を移動しながら同様に体を数回そらすと痛みが軽減してきますので、試してみてください。

ストレッチポールや腰を起こすようなクッション等は巷にたくさん存在しますが、それが合う人もいれば合わない人もいます。

背筋を伸ばしたいわゆる“良い姿勢”ではありますが、少し曲げた方が楽に動ける人も多くいます。患者さんの中にも無理やり“良い姿勢”で強制して痛みを増強させたり、ほっといても改善する痛みを繰り返している方も少なくありません。姿勢自体は背中を少し丸めて深呼吸、背中を伸ばして深呼吸して、吸いやすい方の姿勢をとると良いです。

痛み自体は上記のやり方でその場は痛みの軽減が図れますが、あまりにも痛みが強いもしくは長期の慢性痛の場合は受診を進めますので、あまり無理なさらない方がいいかと思います。

本日は椎間関節中心にお伝えしました。

次回は仙腸関節という関節の対応をお伝えしたいと思います。